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ロックの部屋

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NAKED EYES

ネイキッド・アイズ『THE BEST OF 』~エレクトロニック・ポップ度★~
NAKED EYES

さり気ないテクノポップ、テクノ度よりも哀愁漂うポップなメロディーが心地よいネイキッド・アイズです。モダンな感覚も持ち合わせている。

1983年バート・バカラック作の「ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME」がファーストアルバムからヒット、しかし、私はサンディ・ショーの方は聴いたことがないのでどれだけ斬新にリメイクされた曲になったのかは知らない。

でも、癖がなくていかにもシンセの音です。という耳障りな音がなくて、耳に優しく馴染んで良いのです。

ネイキッド・アイズは、80年代初期エレクトロニック・ポップのムーヴメントに乗っかって出てきたイギリスのバンドだけど、アメリカでも人気がでて、ヒット曲も何曲かあります。

「イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」や「プロミス・プロミス」なんか特に好きだなぁ。「プロミス・プロミス」なんかギターはとろけそうな音色だし、グルーブ感があってダンス感覚に溢れています。

メンバーはリード・ヴォーカルのピート・バーンにキーボードプレイヤーでコンピーター・プログラマーのロブ・フィッシャーの二人。ピート・バーンの声も適度に甘くしつこさがない。甘みを抑えたケーキのようです。ドラムスの音がシンセなのかどうなのか解りにくい。それくらい、適度なシンセの使い方です。ベース音もシンセのようだけど、これも見え見えな使い方ではない。全てに心地よい哀愁シンセポップなのです。

でもロブ・フィッシャーは、1999年に亡くなっているらしい。

このアルバムは15曲入りで、どの曲もメロディーが美しいものばかりでお得盤です。これならテクノ嫌いの人にも勧められるアルバムだと思います。


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